のあにいるコたちがどんな種類なのか特徴を簡単にご紹介します。ご来店時の参考にしてください。
但し、個体差があるので同じ種類のうさぎさんであっても、全てに当てはまるとは限りません。
種類・性格・寿命
うさぎの種類は１２０種類以上とも１５０種類以上とも言われています。
その中で日本でもっとも人気があり、ペットショップなどでよく見かける種類として３種あげられます。
ネザーランドドワーフ、ホーランドロップ、ミニウサギです。
当然、種類と個体差があります。そのため一括りでのご説明は大変難しいので、大まかな特徴をお伝えします。
うさぎは寂しくなると死んでしまう、という噂を聞いたことがありませんか？
噂は噂でしかなく、うさぎは上手にお留守番が出来ます。
ただ、基本鳴かず意思表示はしますが犬や猫と比べて豊かではないうえ、野生下では捕食される立場なので極限まで体調不良を隠します。変調が表に出てきたときは病状が進んでいることもあるので、そうならないように食事や糞尿など普段の生活から体調変化などを気が付いてあげなくてはなりません。
そういう意味でお留守番が長かったり、かまってあげられない時に最悪な事態を招いてしまったところから出た噂話なのかもしれません。
寿命はだいたい６年～８年と言われていましたが、衣食住の変化、医療の進歩により最近は長命になり10年も珍しくないといわれています。
トイレ・換毛期・食事
うさぎはオシッコもうんちも決まった場所でする習性があるのでトイレを覚えることが出来ます。
ただ残念ながら100％ではありません。失敗してもご愛嬌として受け止めてください。
また縄張り意識の高い生き物なので、縄張り誇示のためにオスはオシッコを飛ばしたりします。
このオシッコ、多量のカルシウムが含まれて排出されるため濁っています。
また毎日掃除をしていても尿石として付着し、非常に硬くなかなか落とすことが出来ません。それはどんどんと蓄積するので定期的にトイレの徹底お掃除が必要となります。
うさぎには大きな換毛期が年２回あります。
春には夏の毛に生え変わり、秋には冬の毛に生え変わります。
徐々に全身の毛が生え変わっていくのですが抜け毛の量は半端ではありません。どんなにブラッシングをしてもどんどん抜けていきます。またその時期以外にも細かく毛は抜けます。
この抜け毛が人間のアレルギーを誘発させてしまうことが多いので、飼育を考えられる場合は充分に検討されることが必要です。
食事についてですが主食は干し草です。
充分な干し草を摂取することで病気を回避することもできるので食は大変重要なのですが、この干し草にアレルギー反応を示す方も少なくありません。心配な要素がある場合はお迎え前にアレルギー検査をされることをお勧めします。
また夜行性であることも忘れないでください。
しん平・大福・ちくわ の特徴
ネザーランドドワーフ しん平
体重 1キロ前後
カイウサギの中では一番小さく、短い耳に丸い顔、幼い顔が魅力です。
ピーターラビットのモデルと言われてますが実は違うようで、別種の交配を繰り返し、種として確立し世に出回るようになったのが1970年以降と言われています。
活発で好奇心旺盛、愛らしい一面、クールで神経質な部分も持ち合わせています。
ホーランドロップイヤー 大福
体重 1.5キロ～2キロ前後
垂れた耳とつぶれたお鼻がややブサカワ系の種。
おっとりとして懐きやすく愛嬌があり、あまり人見知りもしません。
ただ太りやすいのに食いしん坊のコが多いので食には要注意です。
毛はとても柔らかくフワフワしています。
ミニウサギ ちくわ
体重・体長 個体による
ミニウサギとよく呼ばれますが、じつはそのような種は存在しません。
ミニウサギとは雑種の総称なのです。
英語のMiniでもないので大人になったら思った以上に大きく成長することもあり得ます。
一般的には丈夫で寿命も長いと言われています。
